平成国取隊
全都道府県制覇
「無計画旅行」の軌跡
昭和に始まった我々「平成国取隊」の全都道府県制覇『無計画旅行』。隊員は北海道教育大学函館分校国語科の同期を中心とした男子５名。同人誌「青い花」事務局スタッフが主である。学生時代、独身時代、結婚して家庭人となり、そして父となっても、仕事が多忙になっても、ミドルになっても、後半生になっても、令和になっても、その結束は揺るぐことなく毎年の旅を続けている。
我々をRock Bandと仮定するなら、「青い花」はアルバムであり、「無計画旅行」はツアーである。文学と旅は、まさに我々ファミリーの活動の両輪なのである。
長い旅の歴史には、思いも寄らぬ困難や苦労、互いの意見の相違もあった。５名揃うことが出来ない旅があったり、連絡協議会を開いての仕切り直しもあった。
しかし、我々は幾多の困難を乗り越え、この旅を続けてきた。
目的もなく北海道を一周したり、沖縄を原チャリで爆走したり、静岡では富士山頂まで登ったり、高知では鯨を求めて漁船にも乗った。霊山霊場に畏怖し、砂丘を横断し、大都会で迷子にもなった。何故、我々はそんな無計画で冒険的な旅を続けるのだろうか。それはわからない。わからないが、毎年初夏になると身体がそわそわし出すのである。「今年の旅は？」とそぞろ神が物につきて心を狂わせるのである。道祖神も招くのである。
〜月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり〜
俳人芭蕉翁は「おくのほそ道」の冒頭でこう述べている。彼もまた旅に生きた文人だ。探検家間宮隊長。彼の偉業（数々の発見や測量、異民族交流）は世界レベルであった。
この二人には、文学的にも旅の規模的にも遠く及ばない我が国取隊だが、その志だけは同じだと思っているのである。年齢的にも立場的にもなかなか全力で思うように自由に走れなくなってきた。背中に背負っているものも、年々大きく重くなっていく。
でも我々は５人で歩いていけるのである。時には休んだり、立ち止まってみんなで話をしたり、時には古き友や同志を招いての語らいをしながらでも。
さあ、今年はどこへ行こうか！
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「北海道一周岬巡り」
桔梗親爺実行委員長､アッキー隊員､２４０Ｚ隊員､米Ｐ隊員
〜北海道海岸線を一周しました。大学２年目の時です。
「FROM NORTH TO SOUTH」
桔梗親爺実行委員長､２４０Ｚ隊員､アッキー隊員､米Ｐ国語科研修旅行実行委員
〜国語科研修旅行で３県を訪れ、その後隊員で沖縄へ。
第３回 青森編 １９９０・Ｈ２
「温泉と文学の旅」
２４０Ｚ実行委員長､桔梗親爺隊員､米Ｐ隊員､アッキー隊員
〜下北・津軽両半島を旅し、青森市内観光へ。
第４回 栃木編 １９９１・Ｈ３
「日光花魁ツアー、江戸を斬る」
桔梗親爺実行委員長､米Ｐ総務委員､２４０Ｚ幹事､アッキー生活係
〜日光と鬼怒川を中心に。ウルトラ警備隊キリヤマ隊長に会いました。
第５回 静岡編 １９９２・Ｈ４
「男なら富士を目指せ」
アッキー実行委員長､２４０Ｚ総務委員､米Ｐ幹事､パピ庶務委員､ゲストなんだかんだ
〜富士登山。パピが初参加、なんだかんだがゲスト参加。
第６回 岩手編 １９９３・Ｈ５
「盛岡わんこツアー、イーハトーブ・トーノ紀行」
米Ｐ実行委員長､桔梗親爺副実行委員長､２４０Ｚ総務委員､アッキー生活委員､パピ庶務委員
〜国道４号線沿いの盛岡、花巻、平泉の後、さらに太平洋側へ。
「中洲の夜に幻惑されて、嬉野・柳川水郷旅情」
２４０Ｚ実行委員長､桔梗親爺副実行委員長､米Ｐ総務委員､アッキー生活改革委員､
〜チャリで柳川城下巡り。中州・嬉野で遊びすぎ・・・。
「維新の嵐！ ああ竜馬、あなたはどうして竜馬なの？」
桔梗親爺実行委員長､２４０Ｚ隊長､米Ｐ会計委員､アッキー生活委員､パピカメラマン
〜漁船で鯨を追って土佐湾へ。漱石、子規、山頭火にも触れて。
「CONVENIENCE ISLAND BABY、風紀委員は僕らの心の中に」
アッキー実行委員長､桔梗親爺実行委員長代理､２４０Ｚ副実行委員長､米Ｐガイド､パピカメラマン、他ゲスト多数（５名）
〜まだまだ震災跡生々しい奥尻へ（米Ｐの赴任先）。初の番外編。
「裏日本と呼ぶなかれ、黒部に太陽ちゃんとある」
桔梗親爺実行委員長代行､米Ｐ副実行委員長､２４０Ｚ隊長､パピカメラマン､アッキーガイド
〜黒部峡谷へ。アッキーの実家に連泊し、金沢市や能登半島にも行きました。
「これからの高山を考える」
米Ｐ実行委員長､桔梗親爺切り込み隊長､アッキー生活係長
〜山陰３県を横断。初の三人旅で砂丘到達。桔梗親爺と米Ｐはさらに・・・。
第１回 平成国取隊連絡協議会北海道本部会鹿部大会（北海道鹿部町） １９９９・Ｈ１１（※年度内）
「無計画旅行の新たなる展開を考える〜共通理解から共通行動〜」
パピ実行委員長､桔梗親爺最高顧問､２４０Ｚ推進部長､米Ｐ風紀委員
〜桔梗親爺、米Ｐ両名がご成婚。２４０Ｚがオーストラリアホームステイのため。
「東京だよ、おっかさん」
パピ実行委員長､桔梗親爺実行委員長代行､２４０Ｚ先導隊長､米Ｐ会計委員､アッキー体調
〜はとバスで修学旅行定番地を巡り、その後ミュージアム関係を満喫。
第13回 岐阜編 ２００１・Ｈ１３
「高山の宮川の流れは絶えずして名物に美味いものあり！ 心のひだにしみいる蝉の声」
桔梗親爺実行委員長､アッキー副実行委員長､米Ｐカメラマン
〜富山再訪で新婚のアッキー家を強襲。岐阜は飛騨高山と白川郷へ。
「語るなかれ聞くなかれ、そして問うなかれ！ おくのほそ道文学紀行」
２４０Ｚ実行委員長､米Ｐ副実行委員長､アッキーカウンセラ-､パピカメラマン
〜おくのほそ道ツアー。湯殿山のことは問うなかれ・・・。
第15回 大阪編 ２００３・Ｈ１５
「ハイ！High！肺！ 食の祭典２００３大阪」
アッキー実行委員長､桔梗親爺隊員､米Ｐ隊員､パピ隊員
〜浪速の食と文化を満喫。小泉首相に遭遇。
第16回 秋田編 ２００４・Ｈ１６
「サムライよ なまはげの精神（こころ）を思い出せ！ 野営的無計画のススメ」
米Ｐ実行委員長､パピ副実行委員長､アッキー救急隊長､桔梗親爺隊長､２４０Ｚ副隊長
〜久々の五人旅。無計画旅行に野営が取り入れられました。
「復活国三キャンプ！野営in日常！ アッキーは三浦超順を超えることができるのか？！」
２４０Ｚ実行委員長､アッキー副実行委員長､米Ｐ隊長､桔梗親爺幹事長､パピ隊員
〜全員参加も揃いの調節はつかず。同窓会と合わせて番外編に。箱館戦争見学ツアー。
第17回 続・北海道かもめ島（箱館戦争編2）「寒川行軍」 ２００５・Ｈ１７（※年度内）
「冬の第２無計画！寒川から富山へと続く不朽の道！」
２４０Ｚ隊長､米Ｐ副隊長､パピ隊員､桔梗親爺隊員
〜箱館戦争関係第2弾。函館山裏の寒川部落跡を目指して冬登山。
第18回 福島編 ２００６・Ｈ１８
「全行程１３８８Ｋｍ・修行の旅〜コーヒー飲んでいきなさい、アドベンチャーコースやめなさい〜」
パピ実行委員長､米Ｐ体調(隊長)補佐､２４０Ｚクリエイター
〜芭蕉、光太郎、新撰組の総まとめ。鍾乳洞探検がすごかったです。
第19回 茨城編 ２００７・Ｈ１９
「東北縦断 最長距離爆走＆野営的無計画〜常陸の国・日本再発見〜茨城美人に魅せられて・・・」
米Ｐ実行委員長、パピ専従ドライバー、２４０Ｚ記録委員長
〜筑波山制覇。常陸の国の古今東西を見聞。
「北海道サミット開催 羊蹄の頂（サミット）を目指せ！」
パピ実行委員長、２４０Ｚ登山隊長、米Ｐ副実行委員長
〜蝦夷富士羊蹄山の過酷すぎた登山。そして有島文学。
第２回 平成国取隊連絡協議会北海道本部会桔梗大会（北海道函館市） ２００９・Ｈ２１
「５年ぶりだヨ！ 全員集合！」
桔梗親爺最高顧問､アッキー富山支部長、２４０Ｚ「国取ミュージアム」館長､米Ｐ風紀委員､パピ北海道本部長
〜アッキーファミリーご来函のため。
「新潟人物伝と佐渡金山の旅 馴染みの女にも会いてぇなあ・・・〜システマティックな生活をあなたに！〜」
２４０Ｚ実行委員長、アッキー副実行委員長、米Ｐ総務委員長、パピカメラマン、桔梗親爺残留部隊長
〜新潟偉人伝見聞と佐渡島を満喫。時間差はあったが全員参加。
第17回 続々・北海道かもめ島編（箱館戦争編3）「一本木行軍」 ２０１０・Ｈ２２
「俺もKARAのCD配りたい！」 『大人の遠足』〜五稜郭から土方最期の地まで歩いてみよう！
桔梗親爺実行委員長､２４０ＺK-POP評論家、パピカメラマン
〜箱館戦争関係第3弾。函館奉行所から土方最期の地碑まで、晩秋の遠足＆飲み会。
第20回 続・北海道羊蹄山編（登山編2）「横津岳登山」 ２０１１・Ｈ２３
「平成国取隊役員会〜居残り部隊も元気だぜ、後半生を大いに語り合おう！」
桔梗親爺最高顧問､２４０Ｚ推進部長
〜愛知編の裏番組で登山第２弾。横津岳、烏帽子岳、袴腰岳の巴スカイラインを縦走。
第22回 愛知編 ２０１１・Ｈ２３
「立ち上がれシャチホコ、立ち上がれ日本！」
アッキー実行委員長、米Ｐ副実行委員長、パピ総務委員長
〜名古屋市と周辺の二つの天守を中心に、「世界の名古屋」も満喫。
第３回 平成国取隊連絡協議会北海道本部会七飯大会（北海道七飯町） ２０１２・Ｈ２４
「北陸＆蝦夷二世代ツアー〜駒ヶ岳で試される友情〜」
米Ｐ実行委員長、桔梗親爺永久国取隊長､２４０Ｚ推進委員、アッキー富山支部長、パピ北海道本部長
〜全員集合でＪｒの交流もあり。駒ヶ岳登山・小沼カヌー・山小屋宿泊で北海道の夏とアウトドアを満喫。
第23回 三重編 ２０１３・Ｈ２５
「戦隊ものは５人そろわなきゃダメだけど、我々国取隊は５人そろったら無敵なのだ」
パピ実行委員長、アッキー隊長、米Ｐ副実行委員長
〜伊勢神宮や熊野古道など、古代日本の歴史的名所を観光。
「３合目下山はアンタッチャブル！〜ぐるり積丹、部活的岬めぐり〜」
２４０Ｚ実行委員長、米Ｐ副実行委員長、秋哲教務、竹ジョロ山小屋管理人、スペシャルゲストがっくん
〜積丹岳登山、積丹半島の２つの岬を制覇。正規隊員２名のためメンバーを補強。
第25回 長野編 ２０１５・Ｈ２７
「新幹線がやってきた！長野でのんびりひと休みしましょう」ツアー
アッキー実行委員長、米Ｐ副実行委員長
〜長野県の誇る神社仏閣城郭でパワースポット体験。のんびり二人旅を満喫。
第26回 群馬編 ２０１６・Ｈ２８
「人生いろいろ、趣味もいろいろ！女工はアタッカーズか、それともラブライブか!?」
２４０Ｚ実行委員長、アッキー副実行委員長
〜榛名山・富岡製糸場・草津温泉を三大柱に、二人旅で趣味と温泉を満喫。
第20回 続々・北海道羊蹄山編（登山編3）「太田山行軍」 ２０１６・Ｈ２８
「大人の遠足 第二弾〜俺らもパワースポット行くべ！」
桔梗親爺実行委員長､２４０Ｚ総務委員長、パピカメラマン、米Ｐ第２次登山隊長
〜登山シリーズ第３弾。「日本一危険な神社」に第１次隊、第２次隊と参拝登山。２つの無人露天風呂も体験。
第27回 埼玉編 ２０１７・Ｈ２９
「古墳で興奮！ 地下アイドルなら憤怒!? さきたまてっぱん歩く歴史ツアー」
２４０Ｚ実行委員長、米Ｐ副実行委員長、アッキー総務委員長
〜大宮を中心に埼玉観光の定番・定石を巡った。行田市ではレンタチャリ爆走。
第28回 北海道150年編（前編・後編）（北海道・箱館戦争・登山編の集大成） ２０１８・Ｈ３０
「貴方のピンクテープになりたい〜歳三と武四郎、二人の道を辿る〜
【前編・土方歳三編】２４０Ｚ実行委員長、米Ｐ総務委員、アッキー剣士、パピ幹事、桔梗親爺山小屋管理人、スペシャルゲストザイド−
【後編・松浦武四郎編】桔梗親爺実行委員長、２４０Ｚ登山隊長、米Ｐ風紀委員
〜３０周年記念と銘打ち、２週に渡って「北海道１５０年」をテーマに、歳三（鷲ノ木浜〜川汲台場山行軍）と武四郎（「夕張日誌」千歳→支笏湖→樽前山→白老縦断）の足跡を辿りながらの４山を登山。
「殿様街道で大惨事！その後の丸山登山はなかなか“骨の折れる”参拝でしたとザイドー氏」
桔梗親爺実行委員長､２４０Ｚ総務委員長、ザイドー準隊員
〜神奈川編の裏番組で150年編第２弾。福島町の「殿様街道」「丸山神社」をトレッキングと登山。国取史上初の大惨事!?
「箱根・鎌倉ふれあいの旅」〜だんな様！本当は厚い壁などなかったんだよ〜
アッキー実行委員長、米Ｐ「旅のモラル」推進委員
〜東京駅に集合し、鎌倉と箱根を中心とした二人旅。ゆっくり箱根温泉を満喫。
第2８回 続々・北海道150年編（150年編３）「吉岡山道行軍」 ２０２０・Ｒ２
「能ある主幹に爪生える！クマフンとバーチャルに心惑わせる夏 in 福島」
桔梗親爺実行委員長､２４０Ｚ推進部長、ザイドー準隊員
〜コロナ禍のため本編・番外編とも中止。「ひっそり無計画」で150年編第３弾。福島町の「吉岡山道（旧国道２２８号線）」ウォーキングと「白神岳」登山を行いました。
「満漢全席！自然と歴史でもう満腹」
桔梗親爺実行委員長､２４０Ｚ推進部長、Ｓ隊長（道公認・森の名手）、隊員３名（Ｓ学芸員、Ｓ地元記者、Ｒ助手）
〜大人の遠足企画で福島探訪４ヶ所目。最後の鉱夫である千軒在住御年８４歳！のＳ隊長と、大千軒岳の麓に眠る鉱山遺構へ。
「こんなところでファンキーズ」
２４０Ｚ実行委員長、桔梗親爺隊長
〜福島探訪第５弾。岩部海岸にある秘境、消えた村であるツヅラ沢をクルーズ船で目指す。
第2８回 北海道150年編第5弾「福島ツヅラ沢」第２次調査隊
「船隠しの澗からの金山ルートを探せ！」
２４０Ｚ実行委員長、桔梗親爺隊長、徳々登山隊長
〜福島探訪第５弾の第２次調査。岩部海岸ツヅラ沢から大千軒岳までのルートを調査。
「お前、段差〜！ 道無き道に道を見る」
２４０Ｚ実行委員長、桔梗親爺副実行委員長、徳々登山隊長、ザイドー準隊員
〜北海道編（通称トゲツアー）第３弾。亀田半島の恵山登山と周辺の秘境・秘湯を探訪。
「鹿が下れるなら俺も！〜今義経、室蘭に現る」
２４０Ｚ実行委員長、桔梗親爺健康管理士一般指導員、徳々登山隊長
〜大人の遠足企画で１５０年編６弾。イタンキ浜〜マンチェスターの丘〜エニ山へ縦走。
「メッセージ・イン・トッカリショ 孤島のメッセージ〜海の聲を聴け！」
２４０Ｚ実行委員長、桔梗親爺学年主任保体部長
〜室蘭最大の秘境トッカリショ海蝕洞門へ。そしていよいよ夏の本編蓬莱門へ。
「この斜度はエクストリームもどき〜ガンちゃんと登山したよ！」
桔梗親爺実行委員長、２４０Ｚ登山隊長
〜日ハムファイターズの登山企画に当選。岩本勉さんと登山満喫。
「食べちゃう？食べるかな？〜やめなさい、前にそういう人いたでしょ！」
２４０Ｚ実行委員長、桔梗親爺副実行委員長、米Ｐ風紀委員長、徳々登山隊長
〜北海道編（通称トゲツアー）第４弾。海蝕洞門の続き。パワースポット蓬莱門と地球岬を探訪。
「男子三日会わざれば刮目してみよ！〜40年ぶりでは尚更、山聳え、校長畏れ入る」
オバ、時空の裂け目より来たりて、大徳氏を撃つ！
２４０Ｚ実行委員長、桔梗親爺副実行委員長、米Ｐ風紀委員長、徳々登山隊長
〜トッカリショ海蝕洞門、蓬莱門と続いたチキウ岬編のラスト。山頂から室蘭を一望。
Copyright© Tokaryo Alumni association. All Rights Reserved.
第１回 北海道編 １９８８・Ｓ６３
第２回 京都・奈良・広島・沖縄編 １９８９・Ｈ１（※年度内）
第７回 福岡・佐賀編 １９９４・Ｈ６
第８回 愛媛・高知編 １９９５・Ｈ７
第９回 北海道奥尻編 １９９６・Ｈ８
第10回 富山・石川編 １９９７・Ｈ９
第11回 山陰編（山口・島根・鳥取） １９９８・Ｈ１０
第12回 大東京編ミレニアム ２０００・Ｈ１２
第14回 宮城・山形編 ２００２・Ｈ１４
第17回 北海道かもめ島編 ２００５・Ｈ１７
第20回 北海道羊蹄山編 ２００８・Ｈ２０
第21回 新潟佐渡編 ２０１０・Ｈ２２
第24回 北海道積丹編（続・北海道編） ２０１４・Ｈ２６
第2８回 続・北海道150年編（150年編2）「殿様街道行軍」 ２０１９・Ｒ１
第29回 神奈川編 ２０１９・Ｒ１
第2８回 北海道150年編第４弾「福島鉱山行軍」 ２０２０・Ｒ２
第2８回 北海道150年編第5弾「福島ツヅラ沢」 ２０２１・Ｒ３
第30回 北海道亀田半島編 ２０２２・Ｒ４
第2８回 北海道150年編第6弾「室蘭マンチェスターの丘」 ２０２２・Ｒ４
第31回 北海道チキウ岬編 序章 ２０２３・Ｒ５
第2８回 北海道150年編第７弾「札幌手稲山」 ２０２３・Ｒ５
第31回 北海道チキウ岬編 本編 ２０２３・Ｒ５
第31回 北海道チキウ岬編 エピローグ ２０２３・Ｒ５